2015年3月11日発売 ラインアップ
ハンドヘルド、ボディーパック、バウンダリーなどの多彩なマイクロホン送信機を用意した、
DECT方式による1.9GHz帯域で運用するワイヤレスシステム。
Danteネットワーク、専用のコントロールソフトウェアで、先進のデジタル会議システムを構築。
■システム構成図
![Microflex Wirelessシステム図]()
①多様な会議システムに対応する多彩なマイクロホン- ・ハンドヘルド型、ボディーパック型、グースネックベース型、バウンダリー型の送信機を用意し、会議システムに合わせて柔軟に選択可能。
- ・ボディーパック型、グースネックベース型、バウンダリー型送信機にはヘッドホン端子を搭載し、通訳チャンネルや会議進行のキューなどのリターン信号を受信可能。
- ・ハンドヘルド型送信機には、世界的に定評あるSM58マイクヘッドに加え、インタビュー用に開発されたVP68マイクヘッドなど4タイプを用意。
②免許不要の1.9GH帯域(DECT方式)で運用
・コードレスホンやPHSで運用されている免許不要の1.9GHz帯域をDECT方式で運用し、安定した音質を獲得。- ・電波の状況を常時スキャンし、電波が不安定になる場合は自動で運用周波数を切り替え。信号の受信にはアクセスポイント・トランシーバーMXWAPT4(4チャンネル)、MXWAPT8(8チャンネル)を使用。
- ・極めて秘匿性の高いAES-256bitの暗号化処理を行い、盗聴の極めて少ないワイヤレス運用が可能。
③電波やリンク設定をネットワークで管理するネットワーク・チャージステーション
- ・最大4台を同時に充電可能なMXWNCS4-Jと、最大8台を同時に充電可能なMXWNCS8-Jの2モデルを用意。
- ・送信機を2時間でフル充電可能。
- ・CAT5eケーブルでネットワークに接続することで、充電機能だけでなく、充電状況やバッテリー情報などのモニタリング、接続した送信機の自動リンクを実行可能。
④会議システム全体を統合するオーディオ・ネットワーク・インターフェース
・4アナログ出力のMXWANI4-Jと、8アナログ出力のMXWANI8-Jの2モデルを用意。- ・Danteネットワークに対応し、イーサネットケーブル1本で会議システム全体の音声を伝送するシンプルなワイヤリングを実現。
- ・4ポートギガビットスイッチを搭載し、柔軟なポート構成が可能。
- ・アクセスポイント・トランシーバーMXWAPTへはPoEで接続できるため、別途電源は不要。
- ・リターン信号用にMXWANI4-Jには1系統、MXWANI8-Jには2系統のユーロブロック端子を用意。
⑤全設定の制御とモニタリングを実行する専用ソフトウェア
- ・ブラウザベースの制御ソフトウェア。電波状況のスキャンを行い、運用可能なチャンネル数を提示。
- ・接続した全送信機のバッテリー状況のモニタリングが可能。
- ・マイクゲインやフィルター調整、電源のON/OFF、ミュートなどの個別/一括制御を実行。